カット野菜とは、生産者や青果市場から野菜を仕入れて、 そのまますぐに調理できる大きさや形状にカットした野菜のことです。 スーパーマーケットから消費者へ直接販売されるものと、 業務用としてレストラン、ホテル、給食業者などに流通していくものとがあります。
スーパーの店頭で「きざみネギ」や「サラダ用にカットされたキャベツ、レタス」を ご覧になった方は数多くいらっしゃることと思います。
少し古い統計ですが、平成 2 年と比較して平成 11 年には 1.5 倍の需要量がありました。 これは、中食(お弁当、持ち帰りの惣菜など)の市場が拡大していること、 調理時間が短縮する傾向にあること、 業務用としては自社内で加工することよりも、 カット野菜製造業者から購入することが合理的であると判断する企業が増加していることによります。