その昔、食卓は新鮮で、おいしく、深い香りの野菜があふれていました。
人々は野菜の旬から季節を感じとったものでした。
暑い夏、井戸水でトマトやきゅうりを冷やしました。
秋には毎日里芋やほうれんそうの料理が並びました。新じゃがをふかして、お塩をふって食べました。
いつの頃からか、旬に関係なく、 1 年中どの季節の野菜も手に入れることができるようになりました。
今では野菜には改良が加えられ、いろいろな農法も開発されています。
野菜と人との関係も時代とともに変わってきています。
野菜道とは、ほんとうの野菜の味、おいしさを追求していくことです。
野菜道とは、野菜本来の旨みをひきだす調理法を開発することです。
野菜道とは、私たちを元気にする野菜を栽培することです。
野菜道とは、野菜のもつ栄養価、働きを世の中に広めていくことです。
野菜道とは、野菜とともに生きることです。
本多商店は野菜と人とをつなぐ接点であり、コーディネータであることを使命として、
今後も野菜とともに歩み続けてまいります。 |